#11 2016 TOUR 前半を終えて。

Introduction

還暦記念アルバム&武道館ライヴをはさんで2年ぶりのCharさんのライヴです。今回は3会場でその模様を体験することができました。久しぶりにライヴレポートを。ただ、以前と違ってZICCA PICKERがリリースされているので細かい曲はそちらで体験してください。

3年前から年末に東京六本木はEXーTHEATERで行われてきたCharさんのスペシャルライヴ。2013年のChar 3 Nights、2014年のChar the Recital “リサイタル” 2014、そして2015年のMoving Again 2015。地方に住む我々にとって何が羨ましかったと言って、それはファーストアルバムのメンバーである佐藤準、そしてロバートブリル両氏が参加していること。演奏の模様はどうやら記録しているのでは、という噂は最初の年から聴いてはいたものの、結局リリースされることはなく、羨ましいままで3年経過。

ところが!還暦イヤーの2015年末、11月に飛び込んできた情報。朗報!大阪公演がある!―気づいた時には申し込んでました(笑)いや、もちろんいろいろな状況を鑑みてですよ。そうでなかったら六本木行ってますからそもそも。一応冷静な判断(のつもり)。それから数週間後でした。「Char九州来るよ!」ーさらに嬉しい情報!!ここで「しまったもうちょっと待っときゃよかった!」とか思わない。なぜなら。大阪は僕にとって久しぶりの大ホール、そして大阪に行きたかった(笑)。ダブルで嬉しい情報が重なり。そのうえ今回も大分公演が決まったことに感謝。当然これだけで充分嬉しいんだけど、やはり気になるメンバー構成。その「もしかしたら?」がZICCAサイトで現実になった時の喜びはちょっと久々のガッツポーズものでした。

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どうしてそういうのをあれこれ言っているかというと。Charさんの曲はリズムによってかなり色合いが変わる(ように思える)からなんです。これまでドラムを叩いてきたのは、どなたであれ、いわゆるそうそうたる面々ですけど、8な感じか16な感じか、はたまた軽い感じか重い感じか、やっぱりカラーがはっきりしている。どれがいい悪いじゃあないんです。好き嫌いはあるだろうけど。まあ、そのことに気づかせてくれたというかリファレンスとなるのが「Char」というアルバム。やっぱりこのアルバムの音を一番聴いている気がしますね。僕はリアルタイムでこのアルバムを聴いていません。76年9月は小4ですから^^;。80年代に「Best of Char」から遡ってアルバムを聴いたんだけど、当時はふかーいリバーブかけるのが流行ってる?時代だから、巷に流れている音楽と全く音色が違う。それまでスネアの音とか意識したことがなかったんだけど、それこそ気に入った曲を一本のテープに編集したりすると浮き上がっちゃうんです。今でこそループ素材として年代ごとのドラムセットの音色とかね、あるから若い人の方が抵抗なくそういうものを聴いていたり使えたりすると思うけど、あの頃の自分にとってはそれが驚きというか新鮮というか違和感というか。こうも違うのかという感じで、それ以来ドラムの音色、スネアの音色って耳が傾くようになった。

 

Jan. 31, OSAKA

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さて。そんな感じで期待満載で臨んだ大阪フェスティバルホール。ほかの人(アーティスト)の時は前(の方の列)に行くことにこだわってないから(笑)うっかり忘れていたけど、前に行っちゃうとホールがでかいほどPAの影響を食らっちゃうわけですね。僕、今回5列目だったんだけど、澤田氏側にいたにもかかわらず澤田氏の音が聞こえないという事態に(苦笑)。あのホールは極めて響きがライヴというかクラシック用ですよね。おまけにフロアも鳴ってたんじゃないかな。とにかくキックの音がラウドで、まあ驚いたというか久々だなあと思ったというか(笑)前の方にいるにもかかわらず、PAを通して全部の音を聴いているという、そういう感じでした。

セットリストは年末の六本木とほぼ同じだったんでしょうか。その1か月後とあってか、バンドの演奏はリラックスムードもありつつ、テンション高く。イスのあるホールでは久しぶりだったからなんか途中まで座ってるっていうのが懐かしくもありました^^

アイドル時代の曲はまた(指の)ポジション替えてるし。コピーバンド泣かせだなあ(笑)大阪ではCharさんがピアノとギターを同時に弾く?(表現が難しい)My Friend~表参道~空模様の流れが新鮮でしたね。ポールマッカートニーのコンサートを思い出した^^ゴールドトップで演奏されたアームなしの空模様聴いて、結局何でもいいんだなあと思う。こだわってんのは俺らだけだな(苦笑)。石やんの形見のテレキャスターも生で聴いた時にはじゃりっとした感じだなと思ったのに、ZICCA PICKERで聞くと粒がそろった感じ。ラインとPAでは聞こえる感じが違うのかな?Charさんは「弾きにくい!」とか言っていた印象があるけれど、さすがのジョークです^^

そして今回もっとも見たかった件のロバート氏。大阪では下手側に座っていたので(僕が)、Charさんの左手見るのは非常によかったんですけど、ドラムを見るのはやや不利だった。ドラムセットはCharさんと澤田氏の間に位置していて、本人は見えるんだけど、ドラムからは基本Charさんの方向を見るわけで、ということは澤田氏とアイコンタクトする以外はこっち(僕の座っている方)を見ることはないわけですね。ちょっと残念でした。仕方ない。もっぱら関心があったのはどっちがキュー出してるのか。半々かな?Charさんがカウント出したりロバート氏だったり。Smokyはロバート氏でしたね。個人的な感想ですけど、Charさんがキュー出すか否かでこの曲はずいぶん雰囲気が変わると思っています。驚いたのはイントロの例のフレーズ。16の裏からとそうでない(表からはいってるように聞こえる)部分とが半々だった。これは事件です!ちょっとこれについてはあとで。

そんなことを思いながらも。大阪はNatural Vibrationも演奏されて大団円。大阪だったからかと思ったけれど、Charさんは石やんの曲を歌っていくという宣言をしていましたね。Charさんの譜割は石やんとはずいぶん違っていてそこに意地を感じたり^^個人的には石やんに教えてもらったHappinessの逸話があるのでこれはちょっと感動ものでした。

そんなこんなで8時半過ぎに終わった大阪フェスティバルホール。終了と同時に会場を飛び出して、21時半の最終に。しばらく大阪に行ってなかったので驚いたんだけど、今4時間あまりで大阪大分間の陸路移動が可能になっているんですね。テクノロジーの進歩ですよ。夜中には大分に到着。翌日何事もなかったように仕事に出れました。

Feb. 20-21, KUMAMOTO-OITA

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それからあっという間の3週間。

九州シリーズは熊本、大分の2会場。Drum Be-9とDrum Be-0。熊本はこのところ個人的に毎年お邪魔しているのでずいぶん街にも慣れたんだけど、Be-9は初めてでした。

イスが準備されていて。前回の教訓から2列目上手に。今回はCharさん越しにロバート一直線。ここは圧倒的な特等席でした^^何が見たかったかと言えば、当然アイコンタクト。コピーバンドでここ大事なポイントだと思いませんか?思わないか(笑)。でもJLC時代から、いや僕はもうアリス見てる頃からステージ上でのアイコンタクトってカッコいいなあって思っていて。Charさんがどういう風に振り返ってキュー出すかとか見るの大好き。ここで驚いたのは思ったよりロバート氏をジョニーさんに空目してしまうこと。左手首の感じとかCharさんを覗く感じとか瞬間!?と思っちゃう。右手は違いますけどね。ロバート氏の右手の動きは数パターンあって手首、肘から先、腕、体全体、みたいな感じでジャストだったりタメたりのコントロールをしている。もちろんどんな人でもしてるんでしょうけど、それが印象に残るのは、スティックの軌道だったり、動きそのものが美しいからだろうと思います。初めてポンタさんを見た時もそうだった。目が離せなくなるんです。今回は大阪の時とは違ってたっぷりと生音に近い状態で堪能しました。

大阪との違いと言えば、熊本、大分ではCharさんの鍵盤はありませんでした。つまりMy Friendが消えた。ステージのスペース上の問題だと思いますが。表参道はギターのみでの演奏。

熊本で特筆すべきは、昨年来?ファンにはおなじみのアキラくんとのセッション。僕も一回彼とセッションしたことあるけど、何が驚くと言って彼のタイム感。澤田ロバートのリズムでそれがさらにパワーアップした感じ。で、Charさんには申し訳ないけど、聴いていてアキラくんの方が音がいい(笑)ムスタングとSGですからね。Charさんはもちろんうまいしそこに文句はないけど、いくらハムのせてると言ってもそもそもの音色的にムスタングではSGとの勝負は厳しい。PICKER聴いてもわかると思うけど。アキラくんは歪ませすぎることなく(このへんがね、すでに違う。中学生ですよ?)まあピックでも指でもキレとタメが絶妙で本当に目つぶってたらどこのおっさんが弾いてるのかなと思うくらい(笑)最後にブリル氏が「He is the future!」って言ってたけど、まさに。月影先生(ガラスの仮面ね)的に言えば「恐ろしい子!」ってとこですね^^。

演奏された曲として、JLC期のNatural Vibration、Head Song、Apple Juiceの登場も嬉しかったですね。聴けば聞くほどジョニーさんの独特さがより浮かびますけどね。大阪で演奏されたMoving Againは熊本大分では演奏されませんでした。セットリストは今後も変わっていくのかな?そういえば、武道館でも音が出なくなってトラブっていた「契約満了」ですが、熊本では弦が切れたんですよ。呪われてるんじゃないのか(笑)。珍しい曲を止めずにギターを持ち替えるCharさんを見ました^^だから熊本ではあれ以降再び青を弾いています。

ON? OFF? Smoky

さて、それでは問題の(笑)案件を。今回大阪、熊本、大分の3会場で聴いたわけですが、いつ聴いてもタタチャッチャッチャッの最初の「タタ」のタイミングが毎回違う。それで思うのは、あれはブリル氏のクセの範疇なのかなと。先に書いたように、たとえばなんかのキメのタイミングがあったとき、ブリル氏は手(腕)の動きだけじゃなくわざと体ごと回してタメを作るんです。「だん!」じゃなくて「っだんっ!」ってなる。そうやって崩して?る。できるできないじゃなくて明らかにわざとやってない。これがオリジナルの人にだけ許された強み(爆笑)。ほかの人は「できない」とか「ちがってる」って言われちゃうけど、オリジナルの人は「あえてそうしてる」で押せる(笑)。でもたぶんそうなんだと思います。それが証拠にエンディングのチャッチャッチャはその直前のドラムのフレーズもあるけど必ず16の裏から入る。ロバート、ジョージ両氏が「それだと表から入ってるように聞こえちゃうだろ」と言い合っていたというあのくだりがここにきて納得できるというか。いやーロバートブリル恐るべし!!^^

現在、ほとんどの人がジム採用の16の表をゴーストで入れるスタタチャッチャッチャ方式を採用する(ことになっている…しないと今はCharさん自ら空ピック入れちゃう^^)中、さすがです。バンドやってる人はわかるけど、あれ最初のタタを聴いて入るのは体で聴いてないと入れないんですよ。入れないからみんなカウントで合理的に合うようにしようと試みる。そうすればカウントから身構えられるから。今のロバートパターンだと場合によっては待てない。裏か表かどっちから来るのか。まあ裏なんでしょうけど、その「タメ」?で待てるか、ですね。あれはスリリング(笑)。あのやり方になると「ドラムがあの曲を引っ張る」ことになるんです。それは本来のあの曲のスタンスかもしれません。今回あのフレーズがもっている意味のようなものを改めて感じました。

Equipments

昨年は一年間聴いていないので、久々の生Charさんでしたが、特筆すべきはまあ本来のうちのネタというか(笑)機材でしたね。ハイワットDR-504(だったと思う)&JC-160。そしてSLKZII-MG210通称気絶ムス。とそれに合わせて改造した赤マッチングヘッドのムスタングの2本がメイン。一部ギブソンレスポールゴールドトップ。ストラトや白ムスタングを弾いた会場もあるようですが、上記3会場ではこれだけでした。あ、大阪では石やんのテレキャスがありましたね。Stuart Silver hawk。ステージ上に「置かれていた(謎笑)」のはROCK+、CRYBABY、HIZMAX、オクターバ―、CE-1、Phase 100、そしてディレイ用のフットスイッチ。

アンプのセッティングについて。大分では非常に貴重な機会に恵まれました。興味あったのはHIWATT DR-504とRoland JC-160のバランスがどれくらいなものなのか。かんたんに言えばJCは鳴ってないんじゃないかって疑ってたんです。が。開演直前のサウンドチェックする際にJCの音のみ、続いてハイワットのスイッチ入れてダブルで。ラッキー!JCはFIXのコーラスが入って小さめ。バランス的には7-3~8-2くらい?ハイワットの音出しちゃうとJCの音は聞こえなくなっちゃいます。コピーバンド的に今両方持って(使って)る人って極めて少ないでしょうからこの確認にどれくらい意味があるかわかりませんけどね(笑)。JCの音色についてはまたいずれやりたいと思います。

そしてエフェクト。今回ドライバーはメインとしてHIZMAXが頻繁に踏まれていました。たぶんマッチレスの時よりゲインは上げてたんじゃないかな。オクターバーは新調されていました。BOSS OC-3。「僕にオクターバーを買わせるのはいつもあのひと」ーよっちゃんの名言です。哀しいほどわかる(爆笑)。そしてCE-1とPhase 100。あとはコピーキャット。そしてワウ。

ムスタングメインのステージは、聴き慣れると違和感ないんですけど、やっぱり真ん中に音が集まってきています。準さんが鍵盤弾いてるからバンドとしてはレンジをキープしている感じ。やっぱりキーボードありきの編成で威力を発揮できるギターだと思います。面白いのは大阪と熊本は青がいい音で赤が「?」と思う感じだったけど大分では青が「?」で赤がいい音だと思った。2日連続でほぼ同じ位置で聴いていてセッティングもそんなに変えないと思うから、ハコの響き具合とかイスありとスタンディングの違いとかだったのかなと思いますが。PICKER聴いてみるとそんなに明らかに違うな的な印象無いですよね?生で聴いてると「?」と思うくらいには違ってたんですよ。このムスタングは、実はけっこうクセがあるというか、まあムスタング自体がそもそもクセだらけなのでどこを取ってクセというかは難しいんだけど、要するに普通のムスタングで音作るのと同じようにするのが難しいんです。これはZICCA PICKERで聴いてみてもらえればわかると思いますけど、かなりクセがある。あの頃、つまりアイドル期のCharさんの機材、マクソンパワーブースターやらAD-230やらとだと相性いいかなと思うけど…。ハイワットのセッティングはどうなんでしょうね?ハイを削っていたのか?まあだいたいキンキンすることはないCharさんのセッティングですけど、今回はマッチレスじゃなかったこともあり、余計にいつもと違う感じはありましたね。倍音成分があまり感じないというか。弦の音だけがくっきりしていました。グランドファンク的というか(笑)

改めて思うのは、あれはアマチュアにはムリだなあ。Charさんだからあの音になるけど、「なんでそんな音なの?」って言われかねない。これは誤解を招きますかね?でも絶対そうだと思う。本当に左手右手でトーンを作り根性で音を伸ばす、みたいなね。Charさんが楽器なんですよね。だからギター買ってエフェクター買ってアンプ買って、「Charを買わないと」(笑)同じ音にならない。「俺と同じ機材揃えても同じ音にならないよ」の言葉通り。絶対に同じセッティングではあの音無理だなあ。参りました!^^

 

 

 

 

 

コメント

  1. じょん より:

    phase100の設定見えました?年末はいつもより深く感じたんですけど。

    • charley より:

      じょんさん

      いやー設定までは見てないですね。HIZMAXは見たんですけどね^^Phase100はSmokyでしか踏んでないと思うけど深いなあとは思わなかったですね。コーラスかけといて踏んでたとか?

  2. じょん より:

    そうですか。。。気のせいかなぁw

    • charley より:

      実際には、ぼくフェイザーの音聴いたのひさしぶりだからあんまり意識がなかったです^^;
      じょんさんのほうが連続して聴いてるから変わってるかも。

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