#7 Happy “Rock +” Birthday, Char!

2015年5月22日、久々にCharさんの新譜がリリースされました。ROCK十。ロックプラスと言いながらも、明らかに「ろっくじゅう」…「ろくじゅう」のダジャレ(笑)。これが、いや、これぞChar。

しかし、音源そのものはいたって?まじめな企画アルバムでした(^^)今回の企画はCharさんに縁あるミュージシャンがその生まれ干支の順に提供した曲をCharさんが演奏し、歌うというもの。子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥…干支を見てCharファンなら思い出すはずなのが、江戸屋百歌撰。ひと回りしなかったのが残念でしたけど。まあ今回はそれよりも「還暦」ということにひっかけての干支。泉谷しげる、佐橋佳幸、布袋寅泰、ムッシュかまやつ、石田長生、奥田民生、松任谷由実、佐藤タイジ、Jesse、福山雅治、宮藤官九郎、山崎まさよし。この面々の面白いところは、Charさんがあれだけメロディ重視のニュアンスを色濃く出しているにもかかわらず、みんな「歌詞」を評価されている(もちろん曲も評価されているけれど)人ばかり。ストレートだったり、フェイクが入っていたりすることはあっても、言葉の力をわかっている人ばかりです。そういう人たちとCharさんとの対決が、いったいどんな歌を歌うんだろうと非常に興味深く思えました。

Charさんのファンはどれくらい歌詞に興味があるでしょうか?盟友ジョニーさんがもともとボーカリストということもあり、歌詞にこだわりのある人でしたけど、Charさんはそれほど歌詞を強く打ち出したことはないですよね。英語で歌っているということは歌詞を完全に拾う可能性はこと日本に於いては低くなってしまうわけで。ただ、初期のころから英語で歌っているというだけでかなりとんがった歌詞だったりしてるなあと思っていましたが、ファンにどう思ってほしいというのはなかった気がする。そして「あの歌詞がいいんだ!」というファンの話もあんまり聞いたことがないですね。「あのソロがカッコいい」というのは聞いたこといっぱいありますけど(^^)思い出すのは1994年のフリースピリット’94。最後の最後、Smokyの最後で突然Charさんが演奏を止めた。ぼくはてっきり客に歌わせようとしてるのかと思った。でもあのとき歌声は客席で広がらなかった。結局Charさんは自分で歌っちゃいましたけどね。

ある時期からカンナさんが詞を書くようになって、カンナさんの言葉遣いは難しいけれど内容が好きで、一度お会いした時に思い切って「カンナさんの詞が好きなんです」って言ったことがある。そしたら隣にいたCharさんが「歌詞聴いてるやつなんているんだ」って(笑)。照れ隠しでしょうけどね(^^)カンナさんの詞も昔と比べると、瞬間を歌う感じからからストーリーを歌う感じになって行って、つい先日、FM Cocoloで放送された田家秀樹氏の番組でJesseが「泣かされた」と言っていたLong Distance Callあたりの時期の歌詞は実にいいというか好きなものが多いです。

話をアルバムに戻すと。英語になっているのは佐橋曲だけであとはインストの布袋曲を除き日本語詞。Jesseのは半々ですけどね。そして。Charさんのキャリアを証明するかのようなバラエティに富んだ面々。このメンバーとやれるのはCharさんがフォークのバックからバリバリの(^^)ロックはもちろん、クレージーキャッツまで柔軟なスタンスで参加してきているからだろうと思います。結局何でもできるのは確固たる自分があってぶれることがないから、ですよね。この音源がリリースされた直後から、例によって僕を含めファンの皆さんがさかんにああでもないこうでもないというふうに言っていますが、ご本人にしてみれば、黙って音を聴きに来い、ってところだったろうなと思います。事実、たくさんのChar友だちのみなさんが昨日の武道館公演直後から「最高だった!」と絶賛(^^)

今回、アルバムのリリースに合わせて、音楽雑誌でもCharさんのインタビューがたくさん読めます。

Player2015年6月号

Guitar Magazine2015年7月号

OCEANS 2015年7月号

サウンド&レコーディングマガジン 2015年7月号

これらのインタビューを読んでいて思うのは、Charさんのギターに対する真摯な姿勢です。これまでもいろんなことを教わった気がするけれど、これだけのキャリアを持つ、巷でギターの「神様」扱いされる人が「慣れようと思って練習してた」とか言う。僕らはライヴ会場で出来上がったその姿を見て強く憧れ、そのギターまでも欲しいと思わされてしまう。だけど、そのために「さまになるまで」練習して魅せるため、弾きこなせるための練習に取り組んでいるCharさんがいる。そのプロ意識。そりゃあギター欲しくなっちゃうわけだよなあ(笑)

もうひとつ。これらの記事のなかでJesseとの出音の違いについても語られていますが、あれも興味深かったですね。ラジオでもJesse自身少し語っていたかな?同じカリズマを弾いてこうも音色が違うのか。で、またJesseの音色が美しい。高い高い高すぎるハードルであるそのひとの武器を使って決して負けていない。さらにあの歌詞。僕は今回のアルバムではJesseの歌詞が一番好きなんです。

昨夜の武道館公演のようなゲスト満載では無理でしょうけど、新譜からの曲を引っ提げて、ぜひ全国ツアーを!お待ちしております!そして改めてお誕生日おめでとうございます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>